味のベースとなる味噌は、伝統製法で製造されている「韓国味噌」を使用。伝統的な「韓国味噌」は、大豆と塩のみを使用して製造。大豆の香りとしっかりとした旨みが特徴。今回使用している味噌は、丸大豆を使用しているため、特に香りがよく、旨みが凝縮している。大豆のコクが、素材を選ばず美味しさを引き出すため、万能調味料とうってつけです。隠し味として、2種類の唐辛子を使用。甘みが強いものと辛みがあるも
のの2種類をブレンドして使用。タレの旨みを引き出す程度に使用してい
るので、辛さはほとんど感じない。旨みをまとめるために、玄米醗酵酢を加え一体感を出している。酸味は感じられない。【塩味】味の決め手となる「塩」には、3年熟成した天日塩を使用。伝統的な塩田製法で作られる天日塩を3年熟成。塩の持つ塩辛さの角が取れ、まろやかな辛みを持つ塩に仕上がる。【甘味】砂糖は使用せず、野菜の旨みと味噌のコクを際立たせる甘みにこだわった。果糖(フルーツシュガー)に、水あめ、韓国の梨をピューレにして加えているため、後味の良い甘味に仕上がる。韓国の梨は、日本の梨に比べ水分が少なく甘味は少ないが、口の中で甘さを感じるのが特徴。すっきりとした甘味には欠かせない。にんにく、生姜、玉ねぎは、韓国の伝統的な調理法「石臼切り」でカットし、加えている。カッターや包丁で切るよりも、カット後の野菜の味が、まろやかに仕上がる。【旨味】旨味を加える「だし」として、昆布、3年熟成のイワシエキスを使用。・韓国産昆布を使って、水から6時間じっくり煮だした、昆布のうまみととろみ凝縮された昆布だしを使用。味に深みと奥行のある後味を与えるため、3年熟成したイワシエキスを使用している。熟成させたものを使用するからこそ、原材料の味一つ一つを、まとめてくれる。素材を生かした一体感のある味に仕上げるため、原材料の火の通し方には非常にこだわった。具材を一度に混ぜ合わせ、加熱。それぞれの原材料に個性があるため、一体感のある味に仕上げるには、火の通し方を同じにする必要がある。25分以上熱を加えると、野菜の持つ食感がなくなってしまうため、火を加える時間は、短く設定している。
※賞味期限
1年以上